躰道を一番ダイナミックに見せているのが、この「展開(てんかい)」かもしれません。

展開とは、主役1人が襲いかかる脇役5人を次々と倒していくという、ヒーローショーのような競技です。脇役の選手には1~5の番号が振られており、それぞれ「旋・運・変・捻・転」の技を主体として演武します。

展開の構成は決められておらず、各チームごとに考えるので、チームによって様々な筋を見ることができるのも、展開競技の魅力の1つです。

勝敗は主役を見る主審と、脇役一人一人を見る副審5人の採点によって決められます。

  • 脇役の技は主役を捉えているか
  • 平面上だけでなく、3次元空間を使った構成ができているか
  • 操体が自然な流れで繋がって技になっているか
  • 主役が脇役を倒す技は、一本をとれる有効な技になっているか

等々、様々な要素を判定し、得点が決まります。


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