躰道(たいどう)とは
躰道(たいどう)は、祝嶺 正献(しゅくみね せいけん)という空手家が空手の一派「玄制流」を母胎として1965年に体系化した新しい武道です。
「体軸の変化によって攻防を展開する」武道で、あらゆる三次元的動作が取り入れられた攻防が魅力です。
躰道には「体軸の変化」として「5つの操体」(旋・運・変・捻・転)があり、それらを利用した「3つの競技」(法形・実戦・展開)が存在します。
躰道の三つの競技
法形(ほうけい)
空手の「型」にあたる。
決められた動きの中で、技の正確さや力強さ、美しさを競う。
実戦(じっせん)
空手の「組手」にあたる。
一対一で戦い、相手に技を当てて「一本」を取ったものが勝利する。
展開(てんかい)
躰道特有の競技。
一人の主役が5人の敵役を倒す、ヒーローショーのような競技。